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VIII 諸記号の用法
8.1
諸種の括弧
a ( ) 括弧
(1) 括弧内が省略されうることを示す (⇒ 1.5, 2.6, 5.8, 6.1).
(2) 見出し語の語形変化を示す (⇒ IV).
(3) 同意語・反意語・参照語(句)を示す (⇒ 5.7).
(4) 人の生没年・歴史年代や, 漢字のふりがな・仮名の送り漢字などを示す.
b [ ] 括弧
(1) 発音を示す (⇒ II)
(2) 語(句)の入れ換えを示す (⇒ 1.5, 5.8, 6.1).
(3) 語法などの指示を示す (⇒ 5.2)
(4) 略語中において言語名や外国語のつづりを示す.
[ ] 括弧 全記述の末尾において語源を示す. 語義・句義の末尾において意味の由来を示す. 語源については VII 参照.
 
c 《 》 括弧
(1) 語義・訳文などの前後に置いて限定的・補足的説明を示す (⇒ 5.7)
(2) 関連語, 特に関連形容詞を示す.
 
d 〈 〉(ギュメ) の用法については 5.5, 5.6 を参照.
 
e 【 】 の用法については 5.4 を参照.
 
8.2
a ハイフンは次のように用いた.
(1) 見出し語 《-》
複合語
dóuble-lóck
vt.
接頭辞・接尾辞・連結形
ad- / -ics / Russo- / -phobia
一部省略
be・a・tif・ic, -i・cal (/bì(外字)外字tífik((外字)l)/)
a. 至福を与える力のある; 幸福に輝いた, 喜びに満ちた.
-i・cal・ly adv.
 
(2) 発音 《-》
一部省略
de・mur・ral (/dim外字外字r外字l, -m外字r-; -m外字r-/)
n. 異議申し立て.
 
b 大文字 (CAPITALS) 参照すべき見出し語を示す (⇒ 5.3).
 
c (1) U, O, S はそれぞれ usually (通例), often (しばしば), sometimes (時に) を記号化したものである.
[Upl.] 《通例複数で用いる》
[OP外字] 《しばしば P で始まる》
[U〜s, 〈sg.〉] 《通例 -s 付きの形で構文上は単数扱い》
なお, 発音表記に用いるときも同じ.
 
(2) 外字, 外字 はそれぞれ 《米》, 《英》 の意.
(3) + (プラス) 派生語などの語義記述の前において, 「記述するまでもない派生的な意味に加えて」 の意.
 
d その他
〜 (スワングダッシュ) 見出し語と同一のつづりを表わす (⇒ 1.6, 6.1b).
 
⇒ 参照すべき項目を示す.
 
★ 注意事項・一括列記 (⇒ 5.9)
 
☆ 地名説明中, 都市名の前に付けて首都・州都・中心都市を示す.
 
… 語義・用例・訳文中において, … の所にいろいろな語が該当することを示す. 「instead of…の代わりに」 のように英語・日本語の共通部分にはこれを繰り返さない.
 
° 略語・記号の見出しの 2 語以上から成る full form の前に付けて, その語が見出しにあることを示す.
例:
BA 【野】 °batting average. 《batting average の見出しがある》.
 



研究社Online Dictionary © Kenkyusha Co., Ltd. 2004.